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その他 タイヤトレッド剥離

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溝が残っていると「まだまだ使える」と考えてしまいますが、

年数が経ってくると危険な例をご紹介します。

こちらのタイヤには「CEK2700」と刻印があります。

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下4桁の数字でおおよその生産時期がわかります。

最後の二桁が西暦の下二桁

つまり2000年、そしてその前の二桁がその年の週数を表します。

このタイヤは2000年の27週に製造されたことがわかります。

2000年6月から7月にかけて生産されており、

今から16年前のタイヤであることがわかります。

溝がたくさんあっても古いタイヤには必ずこのようなヒビや亀裂があります。

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溝が残っているからと放置すると

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このようにトレッド面が剥離してしまいます。

剥離する前にはこのような亀裂が生じていたはずです。

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まるで背骨が曲がった奇形の魚のように上から見るとぐにゃぐにゃしています。

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このような状態が高速道路で起こると大きな事故につながる恐れがあり、

大変危険です。

小さなヒビや亀裂を軽視することなく点検整備を怠りなくすることで

家族の安全が確保できます。

路面の温度が非常に高温になるこの季節特にお気をつけください。

  • 2016.08.19
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