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ブログ オイル交換は修理費用を抑制する効果がある

おいしい天ぷら屋さんの揚げ油はいつも黄金色で透き通っています。

鍋も黄銅の地金のきれいな輝きを保っています。

胸焼けがするような天ぷらは、油も悪く鍋もおそらく黒変していることでしょう。

そして回りには炭のように固まった硬い塊がこびりついていることでしょう。

この写真は80,000kmのイプサムのエンジンの写真です。

IMG_0989

オイル交換のサイクルは常に10,000km以上でした。

エンジン内部でこのようなことが起こっているとしたらどうでしょうか??

やはり人間同様に胸焼けを起こすし体調不良になってしまうのです。

こうなったら、エンジンを分解してこびりついた塊を取り除くほか方法がありません。

分解して取り除く作業は作業時間も長くなり、

必要交換部品点数も多く高額な修理費用につながります。

こちらは150,000km走行したAudi A4(8EALT)の写真です。

IMG_6794

内部は清浄を保っており新車のようです。

5,000km毎にオイル交換していた結果です。

ここからが本題です。

エンジン内部を綺麗に保つということはエンジンそのもののためだけではありません。

周辺に取り付いている部品たちにも大きな影響があります。

先の写真のように汚れたエンジン内部のような状態が、

空気を吸い込む部分にも波及します。

揚げ物をしょっちゅうするのに油を替えないでいると、

鍋に黒い塊の汚れがこびりついて取れなくなります。

でも汚れているのは鍋だけではありません。

調理台の周辺、特に換気扇周辺はどうですか?

べっとりと茶色い油のコテコテが覆い尽くしていることでしょう。

こういう換気扇のコテコテが

エンジンにキレイな空気を送る通路にべっとりとついていることを想像してください。

ちょうどマスクをしたままタバコを吸っているようなもんでしょうか?

とても健康ではいられません。

咳き込んだり、むせ返ったりすることでしょう。

この状態がエンジンのアイドリングを不安定にさせたり、

アクセルを踏んでもすぐに反応しない、

というような悪影響となって現れます。

エンジンオイルを替えないでいると悪影響を被る部品は、

入り口から順番に

・エアークリーナーフィルター

・エアーフローセンサー

・ブローバイ通路バルブ

・アイドルスピードコントロールバルブ

・スロットルバルブ

・吸気バルブ

・燃焼室

・ピストンヘッド

・ピストンリング

・排気バルブ

・EGRバルブ

・A/Fセンサー

・O2センサー

・触媒コンバーター

これらの部品を交換することなく使い続けることができれば、大きなメリットになります。

そのためにもオイル交換が必要なのです。

これらの部品が起こす不具合の修理費用は

オイル交換の何回分にもなります。

費用だけの問題ではありません。

不具合の無い状態、

新車の状態を維持し続けることは

車好きのあなたの、運転する本当の楽しみなのではありませんか?

  • 2015.05.09
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