2013年

Mitsubishi MINICAB MiEV

電気自動車なんですが商用車なので大胆に装備が削減されています。

パワーウィンドウはオプション設定すらされていません。

キーレスエントリーシステム（ドアロックリモコン）は

メーカー装着オプションで設定されていますが、

この車には装着がありませんでした。

重量増につながるパワーウィンドウは、

諦めることにして、

プリウスのスマートエントリーに慣れきってしまったので、

いちいち鍵を差し込んでドアロックを解除するのは面倒さを覚えます。

鍵を差し込んでロック解除すると全てのドアのロックが同時に解除されるので、

集中ドアロック機能は装備されているようです。

その機能さえあれば、比較的安価にリモートエントリー機能は追加できます。

ロック・アンロックのの電気信号を発生させる装置と、

送受信機、つまりリモコンとレシーバーを追加すればOKです。

まずは運転席ドアロックを分解します。

ロックアンロックのスイッチはありますが、

アクチュエーターモーターが入るべきケースは空っぽで端子もありません。

同型のアクチュエーターつきの部品を調達すると

端子が二本追加されていてケース内にはモーターが収まっています。

部品を交換してレシーバーを取り付け結線すると、

リモートエントリーシステムの完成です。

ご丁寧にハザード点滅によるアンサーバック機能もありました。

動作と同時に点滅するので純正に慣れていると面食らいますが、

ご愛嬌です。