ブログ LED ヘッドライト
MINICAB MiEVのヘッドライトがハロゲンバルブで、
PHVのHIDになれた私の目には、
田舎道を照らすには暗く感じます。
そこで最近性能が向上してきたLEDのアフターパーツを実証実験してみることにしました。
採用したのは
MASAMUNE Prestige LED
実験ですから装着前のハロゲンバルブの明るさを計測します。
条件を揃えるためエルボー点を
左右 0cm
上下 8.1cm
に揃えます。
右が15,100カンデラ
左が12,100カンデラ
という測定結果です。
ハロゲンとしては標準的な数値です。
早速左側を交換します。
バルブの形状はこんな感じです。
片側を交換した時点で点灯試験です。
見た目はかなり白く発光しています。
向かって左側のハロゲンとの色味の違いがはっきりとわかります。
白くなったからといえども、
必ずしも明るくなっていないことは、
車検の下限値にも満たない粗悪品のHIDやLEDバルブを
嫌という程ノーマルに戻して車検対応してきた私は知っています。
左側を交換したところで数値を見比べてみましょう。
期待していたよりは少ない数値ですが、
光度は1.35倍上がり16,400カンデラとなりました。
早速右側も交換です。
右側も1.31倍明るくなり19,800カンデラとなりました。
左右ともに30%あまりの向上です。
少し気になるのは写真ではわかりにくいですが配光パターンです。
左右とも最高光度点が左に寄りすぎているようです。
エルボー点を右寄りに調整すると運用上は良さそうです。
この程度の光度の向上ならば高性能ハロゲンバルに交換すれば十分に得られそうですが、
少しでも消費電力を抑えたい電気自動車にはLEDが適当と言えるかもしれません。
- 2017.07.15
- ブログ