133,400km走行のZVW30プリウスにびっくりマークが点灯したということで

ご相談いただきました。

テスターを接続してしばらく監視してみるのですが決定的に問題のある箇所は見つからず、

６番ブロックの電圧がおかしい動きをしていることが確認できました。

数日間お預かりできる日を選んで入庫していただきました。

早速バッテリーを個別に点検です。

測定結果に特に大きな問題はありません。

分かりやすくするために負荷をかけて測定します。

すると軒並み怪しげなモジュールが出現。

予算の範囲で修理を試みますが、

一番悪いのが良い位置に行くとこれまで問題なかったものが異常値を示します。

どうやら均等に劣化している様です。

距離の割に劣化具合が進んでいるので、

このお客様はプリウスの特性を良くご存知で、

電動の部分を多用して走行されているのではないかと推測しました。

モジュール交換修理は合理的ではないと判断し、

状態の良いリサイクルバッテリーを提供することで修理完了としました。

交換後は異常値も発生せず良好な状態が保っています。

お客様からは当店からご自宅までの区間燃費が

37km/L

だったとの、喜びのお声も頂戴しました。

修理方法にご理解いただきありがとうございます。