Lexus GS450h

GWS191　156.938km

九州は福岡からハイブリッドシステムチェック点灯での入庫です。

フェリーで大阪南港に着いた後、

四條畷までおいでいただきました。

大変お疲れ様でした。

早速点検したところ、

エラーコードが多数検出されました。

 P0A7F-123

P0A80-123

などの定番エラーコードに加えて

P3000-388

P3022-123

P3023-123

と景気良く検出されています。

フリーズフレームデータでも明確な異常値が記録されていました。

検出の原因となったブロックは11番ですが、

その周辺のブロックも劣化が進んでいることを電圧値が物語っています。

入庫時現在の状況をテストしてみるとやはり１１番ブロックの電圧が一番低く検出されています。

取り外したバッテリーの状態を測定しました。

検出されたデータを裏付けるように１１番ブロックの平均容量は

9％しかありません

対になるモジュールの一方の容量は16mAhしかなく、

負荷放電テスト開始後わずか10秒で放電してしまいました。

各モジュールの測定結果をグラフにしたものは以下の通りです。

グラフ中２４番が歯抜け状態になっていますが、

ここの容量が極端に低下していることが原因です。

まだまだ乗り続けたいということで、

今回は新品モジュールを使用したリビルトバッテリーを御採用いただきました。

作業完了までの時間を利用して、

大阪のディープな町、

新世界や天王寺周辺心斎橋を観光されたそうです。

帰り道ではアメリカ村、大阪駅周辺でお土産を買い求め、

神戸を散策、岡山のご友人宅を訪ねるとおっしゃっていました。

翌日、お電話すると

「絶好調です。」

と、嬉しいお言葉いただきました。

遠方にも関わらずわざわざおいでくださいましてありがとうございました。