その他 AUDI A4 8Kオーバーヒート
2012 Audi A4 8K
冷却液残量警告灯が点灯したと第一報がありました。
入庫後早速点検しても、どこからも漏れていない様子。
注入口の付近が濡れているのはユーザー様が
冷却液を継ぎ足しの際にこぼしたのかと思っていました。
ところがレーシングしてエンジンを温めると急速に水温計が上昇。
ゲージが上がって、電動ファンが回転しているのに、
ラジエーターを通った空気はやけに冷たい。
全く熱交換していない様子。
どうやらオーバーヒートで注入口から冷却液が吹き戻していたようです。
サーモスタット全閉かポンプ不良と診て作業を開始。
ポンプはこの奥。
こんなに作業の困難な場所についています。
エンジンブロックから取り外し完了
樹脂製のポンプでサーモスタット内蔵です。
水温センサーもこの場所についています。
ここまで外してポンプの品番を読み取り確認して告げないと
適合するサーモスタットを部品として供給してくれません。
オーバーヒートした樹脂製ハウジングを分解するのは、
今後トラブルを招く可能性が高いので、
ポンプごと交換することになりました。
交換後水温は90℃で安定しています。
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- 2016.03.02
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