吉林省長春でお使いになっていたベンツE300Lを、

どうしても日本に持ってきたいという熱心なお客様からのご依頼です。

日本での打ち合わせの後、

中国は出港予定の町、大連で待ち合わせです。

無事に落ち合いお客様と一緒にコンテナーに詰め込みました。

このベンツはメルセデスベンツと中国地場資本の北京自動車との合弁会社

北京奔馳（北京ベンツ）が製造したE300Lです。

中国国内市場専用モデルなので中国国内でしか販売されていません。

EU基準ともアメリカ基準とも、日本では比較基準がありませんから、

日本に輸入してからナンバープレートを取得するまで大変です。

中国ベンツは標準仕様でヘッドレスト後席モニターが付いています。

コンテナーに詰め込んで航海の揺動に振り回されないようにしっかりと固定します。

固定が完了したらハッチを閉めて、

封印をしたら船積みを待つだけです。

今回は中国からの輸出手続きまでのお約束でしたので、

仕事はこれで完了です。

お客様と一緒にお食事をしました。

日本では絶対に食べられない食材が料理されて出てきました。

これなんだかわかりますか？

 そうです。

あの天然記念物のオオサンショウウオです。

こんなん食べていいんやろか…..

味付はカレイの煮付けみたいで、

食感はウツボみたいでした。

他の人はスッポンとかワニとかおっしゃっていました。

中国の食文化奥が深くて驚かされました。