1993 最終型ゴルフMK1コンバーチブルトップの張り替え作業です。

23年間の風雨にさらされたルーフはこんなに生地がいたんで、

ところどころほころびていたり、ほころびから裂けてしまったりしています。

ルーフの開け閉めは問題ないようです。

第一難関のリアウィンドウガラスの取り外し。

無事に外れました。

ルーフトップの取り外しはなかなか勇気のいる作業です。

こんなにたくさん打ち込まれたステープルを一個一個手作業で抜き取りながら、

パッディングマットを取り外します。

パッディングマットが外れると、

次はシーリングライナーです。

シーリングライナーまで来ると、

ホネホネ感がなんか可愛く見えてきます。

ここからがホネにべっとりついた接着剤の残りを除去する作業です。

大変面倒な作業ですが、きちんと取り除いておかないと

新品の接着がうまくいかないのでここは忍耐の踏ん張りどころです。

新品への張り替えも大変時間がかかります。

少し進んでは接着材の乾燥待ち、

少し進んでは接着材の乾燥待ち、

という作業の繰り返しで恐ろしく待ち時間がかかります。

で、ようやく完成

内装も黒からアイボリーへと張り替えたので車内も明るくなりました。

コンバーチブルトップもお客様の好みで

黒からグラファイトグレーにイメージチェンジして

とても品良く、カッコ良く仕上がりました。

外に出してみるといい感じです。